残酷だと思うなら肉料理は食べるな!

残酷だと思うなら肉料理は食べるな!

庖丁の名人であった公卿の藤原山蔭に命じて饗応饗膳の作法や料理法を体系化させ、それは「四條流庖丁道」と呼び、今もなお、その流派は受け継がれています。公卿は貴族の中でも上位の存在です。光考天皇一人だけが特異な存在というわけではなく、他の身分の高い貴族たちも庖丁を持ち料理をしていたことでしょう。「日本男子」として伝統的な価値観をものに言うのであれば、胸を張って炊事をして良いはずです。

 

中国のように食肉を扱う調理人などを「残酷」といって避けるのは、「偽善」以外のなにものでもありません。動物を屠殺することを残酷と本心で思っているのであれば、肉料理は食べれないはずです。しかし、平然と肉料理を食べるということは結局は、残酷と思っていない証拠です。自分の手を汚さずに殺し屋に頼む…というのと考えは同じことだと思います。こういった人は、殺し屋が殺したのだから、自分は全然汚れていない…というくらいにしか認識していないでしょう。そもそも男尊女卑や、職業差別があること自体、問題です。こうした正しい歴史を知らずに男は厨房に入るべきではないと言っている輩がいたら、「教養が足りないよ!」と言ってみてはいかがでしょう。