市場があるのは、無駄を省くため

市場があるのは、無駄を省くため

朝早くから千葉の畑では、収穫作業が行われます。→収穫された青果たちは集荷場まで運ばれます。→農協が千葉の卸売市場に運び、それを東京の大田市場の大卸が買います。→大田市場に並んだ野菜を仲卸が買い、それを小売り(スーパーなど)のバイヤーなどが買います。→小売りのバイヤーが、買い付けた野菜をいったん自社の配送拠点の倉庫に集め、そこからスーパー各店舗に配送します。→消費者である私たちが店頭で青果を購入することが出来ます。ここで考えてほしいのですが、お店に青果が並べられるのは、開店前ですよね。

 

ということは、少なくとも青果が収穫されて1日は経過していることになります。また、千葉の畑で採れたからといって千葉のスーパーには、その日採れた青果が並ぶというわけではないのです。千葉の畑で収穫→東京を経由→千葉のスーパーに到着。千葉のスーパーであっても1日待つのは当然のことのようです。「無駄なことをしている…」と思う人もいるかもしれませんが、この方法は効率よく店頭に商品が並ぶ為には必要なことなのです。スーパーの店頭に並ぶ商品はなにも千葉県産のものばかりではありません。

 

レタスなら千葉、玉ねぎなら北海道、だいこんなら東京…と全国の至るところから買い付けしなければいけないのです。バラバラに買い付けをしようものなら、コストも手間も掛るでしょう。そのコストを省くために市場があり、野菜なら、全国津々浦々の青果が集まる東京の大田市場、魚介なら東京の築地市場、といったところから買い付けるのです。まとめて買い付けて配送したほうが、十分に効率は良いですよね。